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集合住宅での漏水トラブル対処法

マンション・アパートのような集合住宅で漏水被害が起こった場合、一戸建て住宅と比べて複雑な問題に発展しがちです。加害者と被害者がいるような状況になるとなおさらです。
必ずしも上の階の住人の方に責任があるとは限りません。建物の老朽化で給水管や排水管から水が漏れていることもありますので、原因の特定が重要なのですが、それは非常に困難な作業になります。こちらでは、集合住宅で漏水が発生した場合の対処法について紹介していきます。

上の階が原因の場合

天井からの水漏れの場合、上の階で何らかのトラブルが起こっている可能性があります。各家庭で使われている洗濯機の排水や浴室内部に原因がある場合が多いです。住宅設備からの漏水は、雨漏りとの違いが分かりにくく、最初は雨漏りと思っていたら実は排水管からの漏水だった、みたいなケースやその逆もあります。
出来れば管理人や管理会社スタッフに立ち会ってもらい、上の階の住人の方に事情を聞き、住戸の中を見せてもらうのが望ましい対応です。
生活空間を見せる事に難色を示す方は少なくありませんが、漏水原因と思われる場所を直接目視しない事には、問題解決に至りません。トラブルにならないためにも必ず第三者を交え、出来る限り穏やかに、感情的にならないよう心がけて下さい。

共用部分が原因の場合

上の階の住人の方に漏水の心当たりとなる原因が見つからなかった場合には、共用部分に原因が起こっている可能性が考えられます。バルコニーや廊下、あるいは機械設備に原因があるかもしれません。天井からの漏水であれば、天井板上を通っている給排水管が原因であると思われます。このような場合は、給排水設備の調査をしてもらう必要があります。

漏水した時の対処法

アパートやマンションでいきなり天井から水が漏れてきたら、まずは濡れてはいけないものを安全な部屋に移し、管理人に連絡をして下さい。室内や家具の状態は、写真に撮って記録しておく事をおすすめします。写真は、保険や損害賠償請求の際に役立つ事があります。

大阪に所在する弊社では、発光調査液での排水検査や給水管の水圧検査を行い、原因を突き止めます。集合住宅での漏水は、まず原因を特定する事が問題解決への第一歩です。大阪・京都・神戸で漏水トラブルにお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。